マルガリズム

ブラック企業に抵抗、所属部署のホワイト化に挑んだ! #働き方改革

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どうも丸刈りメガネです。

コチラでは弊社のブラック具合を書きました。

今回は所属部署の働き方改革、
ホワイト化について係長と協力した全ての記録を書いていきます。

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前任係長の呪い

私が今の部署に主任として復帰になった時には既に他部署へ移動していた前任の係長。

元はほぼ同じ時期に、同じ部署に中途入社した同僚です。

同僚だった時期は少し堅物な面が有るな、位で
特に問題があった訳でも無かったのですが…

私が他部署へ移動し、彼はそのままで主任→係長へ。

部署のメンバーによると係長になったあたりから、
係長として部署を良くしようという意識が強くなりすぎて、
色々と変わっていってしまったようです。

顧客の無謀な要請を真に受ける

製造業をしていると顧客からのクレームや要望があるのは当然の事です。

しかし、製造用機械の仕様や平均的に製造出来る品質の事を全く知らない顧客から来るクレームや要望は、
製造用機械の性能を超えたクオリティを求める物である事が多々あります。

そして品質管理の部署も同様に製造用機械の仕様や平均的に製造出来る品質の事を余り知らないので、
とりあえずはそのまま現場に改善の要請をします。

その無理矢理なクレームや要望に該当する作業を検証して、
増加する作業負荷や改善される品質のバランスを加味して、
作業量がパンクしない程度でありながら、
顧客も納得する品質の物を作るのが製造する側目線でのクレーム対処の一般例だと思うのですが、
彼は顧客の無理矢理なクレームや要望をそのまま受けてしまいます。

そしてその対処法方法は機械の設定を厳しくして、
時間をどれだけかけても品質を上げれば良いというワンパターンのみ、
どんなに作業量が増えて効率が下がろうが関係なし。

俗に言うオーバークオリティな状態で日々作業をする事になってしまいましたが、
効率が下がる事で製造前の仕掛り品が溜まり納期に影響が出ようが関係なし。

しかも自分は係長なので製造用の機械の操作はせず、
負担が掛かるのは作業者のみ。

残業と休日出勤の概念

上記のクレーム要望対策で激増した作業時間。

伴う納期の遅延の多発により、
どうしても残業と休日出勤が増えてしまいます。

残業、休日出勤が多いのは給料的には良いのですが、
過度に増えるとやはり作業者の負担・不満は溜まります。

定時で帰ろうとしたり、
休日出勤を断る事が悪であるように係長に振舞われたら、
作業者のストレス増加はとんでもない事になります。

付帯作業を増やしまくる

弊社では、
機械の操作以外の業務を付帯作業と呼んでいます。

主な付帯作業として、
機械の作業者は何の製品を何分かけて製造したか記録をつけています。

基本的には
・誰が・何の機械で・何の製品を・何分で作って・適合製品何個・不適合製品何個(不適合内訳も)、
7項目を記録しています。

しかし、彼はソコに機械の操作の細かい所までの作業時間(材料のセットや出来た製品を取り外して再び材料をセットする時間)を付け加えてしまいました。

作業が切り替わるたびに作業時間を録るので作業効率が落ちます。

作業時間を細かく録れば、時間の掛かる効率の悪い作業を見つけられ、
改善すべき作業を見極められますが、
それは期間限定で録れば良いだけです。

作業効率アップの為にそこまで細かく作業時間を録っていたと思いますが、
いつのまにか手段が目的に変わってしまい作業者の負担が増えてしまっていました。

現係長と主任2人(自分含む)

こんな状態で係長が異動し新たな係長を迎え、
私が新しい主任として復帰、
さらにベテランの作業者が主任へ昇格しました。

主にこの3人で前任係長の負の遺産に挑みます。

なぜ部署を改革して働きからを変えようとしたかというと、
我々3人がそれぞれ事情があったからです。

新係長

前部署で多くの責任ある作業を一手に引き受けてしまい、
心身のバランスが崩れ鬱になってしまい長期休養から復帰。
元の部署でやるよりは良いだろうとの事で異動してきた。
もう一度心身を壊すわけにはいかないので仕事の負荷を減らしたい。

ワイ主任

コチラ
で書いた通りで、
奥さんが産後うつからの回復途中であり、
息子もまだ小さいので仕事なんて優先している場合では無い。
ある程度働いて給料を確保しつつも、すっと帰る事の出来る環境が必要。

昇格主任

家庭環境のストレスから鬱になってしまい長期休養から復帰。
仕事は出来るので昇格はしたが、
まだ薬も飲んで通院もしているいるので、
すっと帰る事の出来る環境が必要。

この様に仕事より自分の心身やプライベートを大事にする3人が役職をもって集結したので、
働き方改革(言いたいだけ)に取り組むまでは早かったです。

部署のホワイト化

色々前提条件の説明が長くなってしまいましたが、
ココからが部署のホワイト化の説明になります(笑)

オーバークオリティの解消

まずは作業時間を細かくチェックして同様の製品群の中で、
作業時間の長い製品をピックアップ。

それぞれの製品毎に機械の設定を確認します。

オーバークオリティーの原因となっている箇所を特定、
品質管理部の人の立ち会いの元で、オーバークオリティーを解消した方が生産性のメリットが大きい事を説明。

とどめに、
クレームの原因となった不具合はオーバークオリティーの状態でもあまり解消されていないこと、
場当たり的に設定を厳しくしただけである事を説明。

製品毎に時間を見てはプレゼンする事でオーバークオリティーをほぼ解消。
製品によっては一回の製造あたり、
数十分の作業時間短縮に成功。

付帯作業の軽減

増えていた作業時間の記録部分をバッサリ止めました。

会社の指示した箇所のみの記録にすることで、
一回の製造あたりで5分~10分の記録時間の短縮に。

定時退社と土日休みが普通ですよ

オーバークオリティーでの製造にしろ、
無駄な作業時間の記録にしろ、
作業者には時間を掛けて仕事するのが当然だとの意識が根付いて、
夜勤、日勤のそれぞれ交代勤務の作業者が来るまで惰性で残業していました。

残業者に聞き取りすると、
どうにも早く帰ったり、平日に休んだり、
休日出勤を断ることを悪いことと思い込んでいる様子( ̄▽ ̄;)

ここは我々役職持ちが早く帰る姿勢を見せるとき!

朝礼の時点で私用(それ以上は全く説明しない)での定時退社や何時に終わるかを宣言しまくった結果、
みんなも徐々に私用で帰ったり、
仕事にキリがついた時点で帰ったりするように。

引き継ぎはメモ残せば十分だと意識付けたのも有効でした。

休日出勤も同様に一応形だけは全員に出勤出来るかの申請はするが、
少しでも回答が言い淀んだら用事があると判断して、無理に出なくていいよとコチラから言うようにしました。

最悪、全員に断られたら主任以上の三人で対応します。

そのかわり、平日に代休か有給休暇とってます(笑)

どうしても忙しくてコチラからお願いする以外は、
帰宅時間や休日の出勤を作業者に一任するようにしました。

有給休暇の理由は全部私用でOK

これは、ほぼ定時上がりの対策と同じです。
有給休暇の申請書に私用(それ以上は全く説明しない)以外の記載はしないように指示、
係長(不在時は主任)が確認の押印をする時も一切何も聞かない事を徹底。

製造の現場がまわらない程に有給休暇の申請が被った時のみ、
形だけ用事の日程をずらせるか聞いて動かせないからこの日は、部署が上手く回らないから急ぎの仕事は事前に回すように前部署へ根回しします(笑)

今のところ他部署から文句ないので自分含めて、
皆好きに休んでます。

まとめ

部署のホワイト化を進めた結果をまとめます。

残業、休日出勤が当たり前だった時は、
心身に疲れが貯まってしまった人達(役職名問わない)が、急に何日も休んだり、
長期に休んだり、
最悪な場合は忍耐の限界を超えて突然辞めてしまったりとしていました。

それが定時で帰るのが普通、
休日出勤も断るのが普通、
有給休暇も取りたいときに取るって事が浸透すると、
出勤率は上がるし、
退職者も減るし、
作業効率上がるし、
製品品質も上がるし、
良いことしかありませんでした!

これね、マジで、会社の全部署に浸透してほしい!

少しでも部署の運営に関わる立場で有れば、
残業、休日出勤、有給休暇に関して厳しくすればするほど逆効果だって事を声を大にして伝えた所で結びとさせていただきます。

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